ドライクリーニング

そもそも、ドライって御存じですか?

水道水と石油系溶剤見た目は同じ
水道水と石油系溶剤見た目は同じ

クリーニングにおいてドライとは、「湿っていない」「水分が少ない」「水分がない」という意味に用いられます。すなわち、ドライクリーニングというのは、を使わないクリーニングということです。【水の代わりに「溶剤」を使うのです】メリットとして絹・毛、水洗いすると色の出る品物、形が崩れたり、縮みやすい品物を洗うのに適しています。また、油溶性汚れを落とすのも得意です。逆にデメリットとして汗などの水溶性汚れを落とすのが苦手です。

※ドライクリーニング工程の、前処理や後処理の工夫で、水溶性汚れもできるだけ落とします。

※ドライマークコースの洗濯機や洗剤。どちらも水道水を使うのでドライクリーニングではありません。

 

ドライクリーニングの工程

            洗浄中
            洗浄中

 

 

上の工程で落ちない頑固な染みや黄ばみは特殊染み抜き復元加工

 また、ドライでは落としきれない汗などは汗抜きクリーニングで対応しま。(特殊技術のため別料金です)


ドライクリーニングは溶剤管理が重要!溶剤中の水分量と酸化値(脂肪酸の値)を定期的に検査して、溶剤の状態をチェックしています。


 基本、手仕上げですが品物によってアパレルでも採用されている、「立体成型プレス」も 使用します。 ただシワを伸ばすのではなく、シルエットをだすのが大切です。

アイロンも、電蒸アイロンとヒートレスアイロンを使い分けて仕上げます。


汗抜きクリーニング

洗たく絵表示、水洗い×の品物を水で洗うプロの技!

さすが、水の力!ドライクリーニング+500円から承ります

お店によっては、Wクリーニングやウェットクリーニングと呼んでいます。洗濯表示『水洗い不可』のスラックスをドライクリーニングした後、特殊洗剤を駆使した汗抜きクリーニング。 ドライでは落としきれない、汗などの水溶性汚れが浮だし、水は真っ黒!優しく濯いで スッキリ!サラサラ!! 気持ちいい♪

        

水を使うので素材によっては縮みの可能性があるため、採寸は欠かせません。

キレイに仕上げるポイントは、しっかりとドライクリーニングをすることです。


※適さないもの、お勧めしない品物もあります。黄ばみ等変色したものは

  汗抜きでは落ちません。 復元加工で落とします。